「協力伝道週間」を前にして祈り合う

 日本バプテスト連盟は、1947年4月3日、旧西部組合系の16教会が集まって結成された。戦時中に日本基督教団へ合同していた教会が、戦後に再びバプテストの信仰理解を大切にするために独立し、連盟を形成したのが出発点であった。

連盟の大きな特徴は、「自立と協力」を掲げた「協力伝道」である。加盟教会はそれぞれ独立した「各個教会」でありながら、互いに協力して伝道・宣教を進める協力体を形成した。そして「全日本にキリストの光を!」との標語を掲げ、まず県庁所在地に教会をつくり、現在は314教会・伝道所が加盟している。国外の宣教協力(インドネシア、ルワンダ、シンガポールなど)やアジア太平洋バプテスト連盟(APBF)や世界バプテスト連盟(BWA)との協働も協力伝道の一環として行っている。

教会単独では担えない教育を、連盟全体で支えてきた。神学校(西南学院神学部、東京バプテスト神学校、九州バプテスト神学校)を開校して働き人を育成し、牧師や音楽・教育主事、宣教師、そして信徒リーダーを派遣してきた。又、災害、平和、人権など、社会的課題にも取り組み、「特別委員会」(靖国、公害、部落、日韓・在日、ホームレス、性差別、障がい者と教会)を設置して、活動してきた。

バプテストは、初期(1600年頃)から、協力伝道を大切にしてきた。「バプテストは、各個教会の霊的な自律と自治を主張し、各個教会の上に立ついかなる上部組織も認めませんでしたが、単立主義は採りませんでした。彼らは、各個教会を支配し管理しようとする為政者と国教会の主教たちに抵抗したのであって、各個教会の限界や弱さを自覚し、連帯の必要性を知っていました。ですからごく早い段階から彼らは互いに連帯し、励まし合う交わり(連合・アソシエーション)を形成しました。例えば、バプテストとしての信仰告白を一緒に作成する、牧師が投獄されたりして弱っている群れを支援する、バプテスト教会のない地域に開拓伝道するなど、各個教会だけでは担いきれない課題を、互いに切磋琢磨し、励まし合いながら共に担い、キリストの宣教命令に応えようと考えたのでした。」『いま、バプテストを生きる』

来週「協力伝道週間」を迎えるが、そこには「連盟の協力伝道の働きを覚え、他の教会・伝道所のために祈る」とあった。早速、今週水曜日、浦和教会の呼びかけで近隣教会も参加して、「協力伝道週間」を覚えての合同特別祈祷会の時を持つ。各教会を覚えて、共に祈り合いたいと願っているので、是非、参加して頂きたい。