本日、「神学校週間」を迎えた。牧師・伝道者・信徒リーダーを育てるために、神学生と神学校を覚えて祈り、献金をもって支える週間である。少子高齢化が進む中、献身して神学校に入る人(特に若者)は、わずかである。現在、連盟諸教会の7教会に一教会は無牧師であるが、今後、牧師不足は益々大きな課題になってきている。
では、どうしたら献身者を生み出す教会になれるのか。献身者は特別な人から生まれるのではなく、「この教会で育ったら、自然とそう導かれる」という自然に芽生える土壌を持つ教会から生まれると思う。献身者が育つ教会の5つの条件を挙げたい。
一つ目は、「神の召し」を語り続ける教会であること。献身は“語られなければ”生まれない。説教の中で「召し」「使命」「神の働きに生きる喜び」を語る。牧師や信徒が自分の召しの証を語る。子どもにも「あなたにも神の計画がある」と伝える。私は20歳の時、学生のキャンプで講師の先生(インドネシア派遣宣教師)の救霊愛に満ちた説教を聞いた時に献身に導かれた。その時、「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください。」とイザヤのように、献身の思いが与えられた。
二つ目は、若い世代が“教会の中心”に立てる場を作る。献身は、体験から生まれる。礼拝奉仕(司会・奏楽・祈り)に若者を積極的に立てる。小羊会やユースで「任される経験」を増やす。教会学校や行事で“責任ある役割”を与える。「自分も神に用いられている」と実感した瞬間に、献身の種が芽を出す。
三つ目は、祈りの中で人を育てる。献身者は、祈りの中で生まれる。青年のために名前を挙げて祈る。吉田ハマさんは、献一が献身した時、次は義也が献身するように祈ると言われたが、その祈りが見事に叶えられた。祈られている青年は、「自分は神に期待されている」と感じ、献身の思いが深まる。
四つ目は、献身のモデルが見える教会である。人は、見たものに憧れる。牧師・宣教師・教会奉仕者の姿を身近に見せる。訪問・病床・地域奉仕などの現場に青年を連れていく。他教会の献身者の証を聞く機会を作る。献身は、見えると現実になる。
五つ目は、「献身=牧師だけ」ではない世界を示す。現代の献身は多様である。牧師・宣教師、牧会カウンセラー、教会音楽・教会教育の奉仕者、信徒説教者、福祉・医療・教育の働き人など、多様化する社会の中で、様々な働き人が求められている。

