バプテスマを受けてからも・・

今年の夏は、私の家族にとって大きな喜びの出来事があった。それは3人の孫が、上尾・三鷹・水戸教会でバプテスマの恵みにあずかった。子どもたちが主の御許に招かれたことを、天の父なる神はどれほど喜んでくださっていることだろうか。

私は、2017年に三鷹教会の「おさなご祝福礼拝」(上尾教会での「献児式」に当たる)に出席した時、その取り組みに感動したことを覚えている。それは、三鷹教会の執事さんが教会を代表して、「この子がバプテスマを受けるまでの道を整え、又、バプテスマを受けてからの日々をも覚えて祈り、共に歩むことができることを信じて、この事を約束します。」と祈られたからである。その時の三鷹教会の祈りを思い出し、バプテスマの良き日を迎えるにあたって、孫の信仰の成長のために、教会の皆さんが祈りをもって、支え続けてくださったことに気づかされた。

当日のバプテスマ式にも感動した。孫が信仰告白を読む前に、小学科のリーダーが「バプテスマに向けてのこれまでの経緯」をプリントにして説明してくださった。そこには、礼拝や祈り会、分級にどのような姿勢で参加してきたかをわかりやすく紹介されていた。3月の全国小羊会キャンプで決心が与えられたと聞くと、もう一人のリーダーとバプテスマクラスを5回にわたって行い、受浸前に、牧師、執事、リーダー、有志の方々によるバプテスマ準備祈り会を開き、本人から信仰告白を聞き、励ましの言葉と祈りを捧げられた。「新しい命へのすべての導きを感謝して、喜びをもってバプテスマの時に臨みたいと願います。」と経緯では締めくくられていた。三鷹教会が、一人の幼子を主の御許に招くために、多くの人が多くの時間を捧げて関わってこられたその姿に、主の宣教の働きの豊かさを見た。

主が教会に託した「大宣教命令」は、「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によってバプテスマを授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」マタイ28:19–20である。主は、1. 行って、福音を宣べ伝えること(宣教)、2. バプテスマへ導くこと(教会への入会)、3. 主に従うことを教えること(教育)、4. 主の弟子として育てること(信仰の形成)、この4つの宣教の使命を託された。

バプテスマは信仰生活のスタートであり、そこからの歩みを支えるのが教会の宣教の使命である。単に「信じました」で終わらず、日々御言葉に聴き、祈りを捧げ、礼拝を共に捧げ、隣人愛を実践していく生き方を伝える使命が教会にはある。そのために、「バプテスマを受けてからの日々をも覚えて祈り、共に歩む」群れでありたい。主に忠実に従うために、私たちの教会も出来ることに取り組んでいきたい。