週報巻頭言 担い、背負い、救い出す神 聖書の中には、高齢者の祝福について語られている個所がいくつもある。その一つが、イザヤ書46章3~4節である。「あなたたちは生まれた時から負われ 胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで 白髪になるまで、背負っ... 2025.09.14 週報巻頭言
週報巻頭言 平和について想うこと 「平和」について考える時、国どうしの戦争や国際情勢、あるいは先の敗戦、被爆国であるこの国のことを思い浮かべることは自然な事でしょう。その上で今回は、私にとっての平和について考えてみます。 私にとっての平和は、まず心の平安、「神様との間の平和... 2025.09.07 週報巻頭言
週報巻頭言 みんなで花園つくろう 社会問題に関心がないわけではないけれど、自分の中できちんと消化するのは苦手だ。何か話そうとするとふんわりした言葉しか出てこなくて、上っ面な自分にがっかりする。そんな自分に抗って、ニュース番組で世界情勢を知ろうとするけれど、素地がないから途中... 2025.08.31 週報巻頭言
週報巻頭言 過去を胸に、平和を紡ぐ 子どものころに読んだ漫画『はだしのゲン』は、今でも鮮明に記憶に残っています。特に、原爆投下後にゲンの家族が家の資材に押しつぶされ、炎に包まれて命を落としていく場面は、あまりにも悲惨で、こんなことが本当に起こったのかと目を背けたくなるほど衝撃... 2025.08.24 週報巻頭言
週報巻頭言 戦後XX年 新聞一面に「戦後XX年」の見出しが出るのは、8月15日が最も多いのだろう。80年前のこの日を境に、日本では戦火を直接的に見ることの無い日々が継続されている。戦争を直接経験された世代の方は人口の約10%となり、戦後16年が過ぎて生まれた自身も... 2025.08.17 週報巻頭言
週報巻頭言 戦争の役に立たない者として生きる 日本バプテスト連盟の平和宣言は、「十戒」をベースに、平和を造り出す私たちの信仰生活の指標となっていると思う。その中で特に、「教会は戦争に役に立たない群れとして生きる」のフレ-ズが心に響いてくる。教会もそこに所属するクリスチャンも、少しでも世... 2025.08.10 週報巻頭言
週報巻頭言 平和をつなぐ 母は、12歳の年、第二次世界大戦の大阪大空襲を経験する。現在私の孫の年齢である。私が12歳の時は、1970年、大阪万博が開催され、毎日のように三波春夫さんの「こんにちは~、こんにちは~、世界の国から~」という歌が日本中流れていた。万博会場で... 2025.08.03 週報巻頭言
週報巻頭言 み心を地にもなさせたまえ 毎週の礼拝の中で「みこころの天になるごとく 地にもなさせたまえ」と「主の祈り」を捧げるが、どのような思いで祈っているだろうか。「みこころ」とは、「神の意志」を表す言葉である。私たちが、「御心」を祈り求めるにあたって、気をつけたいことは、私た... 2025.07.27 週報巻頭言
週報巻頭言 み国を来たらせたまえ 毎週の礼拝の中で「み国を来たらせたまえ」と「主の祈り」を捧げるが、どのような思いで祈っているだろうか。「み国」とは、「神の国」「神の支配」と言い換えても良い。即ち「神の支配を来たらせたまえ」と祈ることでもある。私たちは、神の支配が来れば、平... 2025.07.20 週報巻頭言
週報巻頭言 人生の四季を美しく 日本は美しい四季がある国だと言われる。しかし、最近は冬が終わるや短い春が一瞬に過ぎ去り、梅雨もそこそこに訪れた酷暑は当分続くという予報に、体調に不安を感じる人もいるだろう。高い温度と湿度に、部屋にいても熱中症になる危険性があるので、水分補給... 2025.07.13 週報巻頭言