週報巻頭言

週報巻頭言

「子どもと共なる祈り会」に参加してみませんか

旧会堂時代、会堂の土地が与えられるように祈り合った。しかし、なかなかふさわしい土地は見つからなかった。もうダメかと思うことも何度となくあった。しかし、祈り会に出席していた子ども達は、「教会が大きくなるように」と毎回祈っていた。その祈りに励ま...
週報巻頭言

『親子聖書日課』を始めてみませんか

『親子聖書日課』は、今日で旧約聖書が終わり、明日からは新約聖書に入る。1988年10月から始めて37年が経ち、いよいよ8巡目に入る。私が上尾教会に赴任してすぐに始めたのが、この『親子聖書日課』であった。それには理由があった。前任の室蘭教会に...
週報巻頭言

対話を豊かにするために

「対話」の必要性が叫ばれながら、豊かな対話に至らないという声を聞くことがある。日常生活におけるコミュニケーションとして話をしたり、雰囲気を和らげるために「会話」はする。また、相手を説得し、論破するために「議論」はする。しかし、互いに理解を深...
週報巻頭言

召天者に倣う

親しい人たちが次々と亡くなっていき、「年を取ると言うことは寂しいことだ」との声を聞く。確かに、同世代がいなくなることは寂しいことである。しかし、主を信じる者にとっては、天国での再会の日が近づいていることでもある。『やがて天にて』という賛美の...
週報巻頭言

主を賛美するために民は創造された

朝ドラ「あんぱん」がいよいよ今週で終わる。「アンパンマンのマーチ」の歌詞にある、「何のために生まれて、何をして生きるのか」というセリフが、このドラマの中で何度も語られてきた。その問いかけを聴きながら、先週の「きたかん教会音楽研修会」に出席し...
週報巻頭言

担い、背負い、救い出す神

聖書の中には、高齢者の祝福について語られている個所がいくつもある。その一つが、イザヤ書46章3~4節である。「あなたたちは生まれた時から負われ 胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで 白髪になるまで、背負っ...
週報巻頭言

平和について想うこと      

「平和」について考える時、国どうしの戦争や国際情勢、あるいは先の敗戦、被爆国であるこの国のことを思い浮かべることは自然な事でしょう。その上で今回は、私にとっての平和について考えてみます。 私にとっての平和は、まず心の平安、「神様との間の平和...
週報巻頭言

みんなで花園つくろう             

社会問題に関心がないわけではないけれど、自分の中できちんと消化するのは苦手だ。何か話そうとするとふんわりした言葉しか出てこなくて、上っ面な自分にがっかりする。そんな自分に抗って、ニュース番組で世界情勢を知ろうとするけれど、素地がないから途中...
週報巻頭言

過去を胸に、平和を紡ぐ    

子どものころに読んだ漫画『はだしのゲン』は、今でも鮮明に記憶に残っています。特に、原爆投下後にゲンの家族が家の資材に押しつぶされ、炎に包まれて命を落としていく場面は、あまりにも悲惨で、こんなことが本当に起こったのかと目を背けたくなるほど衝撃...
週報巻頭言

戦後XX年          

新聞一面に「戦後XX年」の見出しが出るのは、8月15日が最も多いのだろう。80年前のこの日を境に、日本では戦火を直接的に見ることの無い日々が継続されている。戦争を直接経験された世代の方は人口の約10%となり、戦後16年が過ぎて生まれた自身も...