週報巻頭言 「解放」と「自由」 25年前に新会堂を建設するに当たって作成した「上尾キリスト教会が求めてきた教会像」の中に、「私たちの教会の第一の使命は、地域に開かれた教会として、イエス・キリストの福音を宣べ伝えることです。」と記した。「キリストの福音を宣べ伝える」とは何か... 2024.10.27 週報巻頭言
週報巻頭言 核廃絶の実現を祈り求めたい 非核三原則(核兵器を作らず、持たず、持ちこませず)の表明で、今から50年前に佐藤栄作元首相がノーベル平和賞を受賞した。ところが佐藤元首相は、沖縄の1972年返還に合意した1969年の日米首脳会談の際、「重大な緊急事態」では事前協議で返還後の... 2024.10.20 週報巻頭言
週報巻頭言 わたしたちに必要な糧を今日与えてください 毎日食べる物がなくて苦しんでいる人が世界中に8億人、その内の7割、5億人以上が子どもたちである。もっとも弱く小さい命が、飢餓のために命を失っている。飢餓というのは「食べ物の量の問題でない」と言われている。世界では、穀物だけでも、毎年27億ト... 2024.10.13 週報巻頭言
週報巻頭言 涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる 今月、この地に会堂が建ってから25周年を迎える。「会堂建築は筋書きのないドラマだ」とよく言われるが、まさに上尾教会の会堂建築は、人間の計画では計り知れない、神の御計画によるドラマであった。当初、土地と建物を含めて1億円とした目標も、神から示... 2024.10.06 週報巻頭言
週報巻頭言 聞くことから、行う人へ 「実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。」 ローマ10:17 私たちは、人の話を聞くことが苦手ではないか。自分に関心のあること、自分の聞きたいことは聞く、或いは、本当に相手の言いたいことをそのま... 2024.09.29 週報巻頭言
週報巻頭言 主の平和に生きる この国家が自国とアジア諸国の人々を中心に惨禍をもたらした戦争に敗れてから79年、戦後16年目生まれの自分ですら”高齢者“の域が近くなった。私の父は生前何度か「戦争があと半年続いていたら、自分も特攻隊で命を落していただろう。」と話していた。話... 2024.09.22 週報巻頭言
週報巻頭言 過去に学ぶ ウクライナとロシアの戦争はいつ終わるのか?戦争は一度始めると、すぐに止めることは難しい。戦争が続いている間に、何と多くの命が失われることか。土地や家を破壊された人たちはどこに行けばいいのか。戦争はやはり未然に防がないといけないと思う。日本は... 2024.09.15 週報巻頭言
週報巻頭言 戦争の回復できない傷痕 毎年終戦記念日には、新聞、テレビで特集が組まれる。私は、母が大阪で空襲にあった話を刷り込まれている。大阪では、堺大空襲を含め8回にわたり大空襲が行われて、1万人以上の人が死亡している。また、父の住む神戸では、5回の神戸大空襲が行われた。母は... 2024.09.08 週報巻頭言
週報巻頭言 神の平和を見つける 日本は終戦から79年、その実体験を語ることができる方は減ってきています。私も、ニュースや映画などから知ることが多く、知らない事実もたくさんあります。戦争中にどんな心情で過ごしていたのか考える時にいつも疑問に思うことがあります。命が失われるか... 2024.09.01 週報巻頭言
週報巻頭言 平和は日々減っていく。だからつくる。 今夏、二つの映画に出会った。一つ目は戦後8年、1953年公開の「ひろしま」(U-NEXT配信)。この映画にはエキストラとして被爆者の方々や子どもから大人まで一般市民88,500余人の参加があったという。集まったのは人だけではなく被爆してボロ... 2024.08.25 週報巻頭言