昨日は、嬉しいことに上尾教会で結婚式を行った。新婦は、母親のお腹の中にいた時から教会の中で育ってきたので、新しい門出を迎えた姿に感無量であった。
教会は、誕生から死に至るまで、「人生の四季」を共に生きる「神の家族」である。
春:誕生・始まり・成長の季節。人がこの世に生まれる時、教会では、出産の喜びを共に祈り、子どもが信仰の中で育つ環境を整える。毎日、親子聖書日課で、毎週、幼小科や礼拝で、御言葉を豊かに分かち合う。教会は、子どもが「神に愛されている」ということを、言葉と態度で伝える神の家族である。
夏:力強く歩む季節。青年たちの挑戦、学びや働き盛りの忙しさ、喜びも葛藤も豊かにある時期。様々な出会いや奉仕を通して、信仰を実践するよい機会である。そして、共に人生を歩むパートナーが与えられたなら、そこに喜びも悩みも分かち合う新たな家庭が生まれる。教会は、互いに愛し合い、支え合って生きることを祈る。
秋:実りと感謝の季節。家庭、仕事、奉仕の実りを味わい、次の世代へ受け渡す時期。教会は、子育ての支援と共に、家庭や仕事や奉仕を支える神の家族となる。
冬:静まりと深まりの季節。病、老い、別れを迎える時こそ、祈りが深まり、神の慰めが最も近く感じられる時期。教会は「最後まで共に歩む家族」となる。病床を訪問し、祈りで支える。葬儀での慰めと復活の希望の宣言する。遺族の悲しみに寄り添う死は、終わりではなく、神の国への道であることを、教会は語り続ける。
誕生の喜びから、結婚の祝福、老いの支え、そして葬儀の慰めまで、教会は、人生のどの季節にも寄り添い、「あなたは神に愛されている」 というメッセージを、言葉と行いで証しする神の家族である。
「あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり」エフェソ2:19と語られるように、教会は「お客様」ではなく、全員が「神の家族」である。「ゲスト」ではなく、「ホスト」として迎える側として生きる。共に祈り、共に担い、共に支え合う者として歩む。子どもたちの春を、教会全体で育てる。青年の夏を、共に走りながら支える。大人の秋を、感謝と分かち合いで祝う。高齢者の冬を、祈りと寄り添いで温める。世代を超えて、喜びと悲しみを分かち合い、一人一人の季節に寄り添う教会として、神の家族の一員となって歩んでいきたい。

